一般財団法人 日本書写技能検定協会 [ 硬筆書写技能検定・毛筆書写技能検定実施団体 ]

硬筆書写技能検定・毛筆書写技能検定実施団体の一般財団法人 日本書写技能検定協会

Facebook Twitter Instagram

よくあるご質問

ホーム  >  よくあるご質問

受験手続きに関すること

  • Q
  • 受験料はいつ、どのように納付すればいいですか?
  • ホームページからお申込みの場合、クレジットカード決済、ペイジー決済(銀行・ゆうちょのATM端末からの払込)、コンビニエンスストアでのお支払いからお選びいただけます。願書によるお申込みの場合、コンビニエンスストアでお支払いいただける払込取扱票をお送りいたします。また全国特約書店からの納付も可能です。
  • Q
  • 受験するにあたって必要な条件はありますか?
  • 年齢、性別、学習機関などに関係なくどなたでもどの級からでも受験することができます。
  • Q
  • 硬筆・毛筆技能検定試験を同じ日に受けることはできますか?異なる級を同じ日に受験することができますか?
  • 硬筆・毛筆を同じ日に受験することは可能です。同じ試験の異なる級を同じ日に受験することはできません。(〇硬筆4級+毛筆5級 ×硬筆3級+硬筆4級)
  • Q
  • 申込みのキャンセルはできますか?
  • 申込みが完了し、受験料が納付されたものについてはキャンセル、返金はできません。
  • Q
  • 申込み後に転居しました。どうすればいいですか。
  • 申込み締め切り日までに協会へご連絡ください。試験当日に必要な書類である受験票は、登録された住所にしか発送いたしません。
  • Q
  • 受験票が届きません。
  • 申込み完了の時期にかかわらず、試験の6日前までに到着するようにいたします。試験日が近づいても届かない場合は協会にご連絡ください。
  • Q
  • 事前の申込みをしませんでしたが、当日会場に行けば試験が受けられますか?
  • 申込みのない方は試験を受けることができません。必ず事前にお申込みください。
  • Q
  • 試験会場はどこにありますか?
  • 各都道府県の主要都市に設置します。申込み時に希望地を選択してください。受験票にて会場をお知らせいたします。決定している会場は受験地一覧で各試験会場が確認できます。東京をご選択の場合は複数の会場から割り振りさせていただきます。
    (一般会場一覧)https://www.nihon-shosha.or.jp/venue.html
  • Q
  • 受験を希望する試験会場に定員と表示されています。
  • 現在コロナウイルス感染症対策により、やむなく定員を設定している会場があります。ご不便をおかけしますがご理解のほどお願いいたします。
  • Q
  • 受験地を変更できますか?
  • 申込み期間内であれば対応いたしますが、定員等によりご要望に沿えない場合があります。事務局にご連絡ください。なお、東京都内の会場についてはこちらで指定した会場へお越しください。

準登録制度(片方合格)について

  • Q
  • 準登録制度について教えてください。
  • 準登録制度とは、片方合格(実技または理論合格)の方で手続きすれば不合格科目のみを受験できる制度です。令和元年度第2回以降に準登録になられた方は手続き期限は廃止となりましたが事前申請が必要です。なお、4級以下にはこの制度はありません。
  • Q
  • 準登録はいつ申請すればいいですか?
  • 試験の申込み時に申請してください。願書及びホームページの申込みフォームに準登録を記入する欄がございます。準登録を取得した年度と回、理論合格か実技合格かを申請してください。
  • Q
  • 準登録で受験する場合、受験料は減額されますか?
  • 減額されません。正規の金額を納付していただきます。
  • Q
  • 準登録を申請し試験を受ける場合、試験時間に変更はありますか?
  • 試験時間に変更はありません。ただし、硬筆の実技免除者の場合、第1問の速書きが終わり次第の試験開始となります。

試験の合否結果について

  • Q
  • 合否はいつ頃、どのように発表されますか?
  • 試験日から約1か月前後で受験者本人に合否通知書を送付します。
  • Q
  • 試験後に点数を教えてもらえますか?
  • 点数の開示は行っていません。合否通知には問題のなかで点数の不足している箇所を記載しています。
  • Q
  • 合否や答案について詳しい内容を教えてもらえますか?
  • 合否に関する問い合わせにはお答えできません。
  • Q
  • 合否結果に片方合格とありました。これは合格ですか?
  • 片方合格は合格ではありません。3級以上の試験では実技と理論、それぞれに合否判定が出されます。実技と理論が共に合格基準に達していれば合格となります。なお、片方合格の場合は、次回以降受験申込み時に準登録の申請が必要です。
    準登録制度について

資格の利用や合格の特典について

  • Q
  • 履歴書や調査書に記載できる資格ですか?
  • 資格として記載することができます。
    「令和〇年度第〇回文部科学省後援硬筆(毛筆)書写技能検定〇級合格」と記載してください。
  • Q
  • 入試優遇制度、増加単位とは何ですか?
  • 入試優遇制度とは、全国の大学、短大、高校、各種専修学校の入試において、点数が加算されたり、合否判定で優遇しており146校で活用しています。
    増加単位認定校とは、高等学校において書道の増加単位として認定するもので全国の高校で182校で活用しています。
    (入試優遇と増加単位)https://www.nihon-shosha.or.jp/preferential.html
  • Q
  • 合格すると何か特典はありますか?
  • 合格をされた方々には「合否通知書」および「合格証書」を無料で交付します。そのほかに「合格証明書」「合格証明カード」を有料で交付しておりますのでご活用ください。「合格証明書」とは進学・就職等の書類に添えて提出し、自分の資格を証明するものです。
    (合格証明書申込み)https://culture-nihon-shosha.com/certificate/
  • Q
  • 「合格証書」を紛失しましたが再発行していただけますか?
  • 「合否通知書」や「合格証書」は再発行ができませんので「合格証明書」および「合格証明カード」をご請求ください。
    (合格証明書申込み)https://culture-nihon-shosha.com/certificate/
  • Q
  • 資格取得日、合格級がわからなくなった場合は調べてもらえますか?
  • 「合格証明書」および「合格証明カード」の交付(有料)をもってお答えしています。ただし平成14年よりも前の受験記録は調べることができません。
    (合格証明書申込み)https://culture-nihon-shosha.com/certificate/
  • Q
  • 1級を取得したら塾を開くことができますか?
  • 開塾にあたって資格は必要ありませんが、1級は、指導者としての技術や資質を備えた人の証しです。また、1級合格者の方には「指導者証」および「指導者認定証カード」を有料で交付していますので、ぜひご活用ください。
  • Q
  • 「指導者証」、「指導者認定カード」とは何ですか?
  • 1級に合格され指導者としての位置付けのために、自己の特技を証明する特典として交付しています。交付を希望する場合は協会にご連絡ください。

試験全般に関すること

  • Q
  • 何級を受ければいいか悩んでいます。
  • 学習の度合いによって異なりますので正確なお答えはできませんが、次が目安になります。
    6級…小学校低学年、中学年程度。
    5級…小学校中学年、高学年程度。
    4級…中学生、高校生程度。
    3級…中学生、高校生程度。
    準2級…高校生、大学生、一般社会人程度。
    2級…高校生、大学生、一般社会人程度。
    準1級…高校生、大学生、一般社会人程度。
    1級…大学生、一般社会人程度。
    また、年に数回、「書写能力診断テスト(模擬テスト)」を実施しているので是非ご活用ください。「書写能力診断テスト」とは実際の検定試験の過去問題を使用し、自宅でいつでも実施できる診断テストです。「書写能力診断書」を発行しますので、ひと目で書写力を確認することができ、検定試験を受験する際の目安とすることが可能で好評を得ております。
    (教材ページ)https://www.nihon-shosha.or.jp/products.html
  • Q
  • どのように勉強すればいいですか?指導はしてくれますか?
  • 当協会では直接学習指導の事業は行っていませんが、年に数回、書写能力診断テスト(模擬テスト)の活用や講習会を開催しているので是非ご参加ください。
    (講習会)https://www.nihon-shosha.or.jp/session_list.html
  • Q
  • 試験では何を用意すればいいですか?用具の貸し出しはありますか?
  • 出題内容に応じて必要な用具はご自身で用意してください。貸出しはいたしません。受験者同士での用具の貸し借りも禁止されています。受験票に記載されています。
    また、会場によっては上履きが必要になります。毛筆書写技能検定受験の際には雑巾や新聞紙等のご用意にご協力ください。
  • Q
  • 用紙・半紙・画仙紙(半切)は自分で用意したものを使用しても大丈夫ですか?
  • 硬筆書写技能検定では、持ち込むことはできません。毛筆書写技能検定の半紙、画仙紙(半切)については所定のものを規定の枚数分お配りします。こちらの指定用紙以外をご提出された場合、採点されません。なお、試験中は筆の調子・墨色を確認するため、指定用紙以外の半紙を1枚のみを机上に出すことが認められております。
  • Q
  • 下書きやしるしをつけてから書いてもいいですか?
  • 下書きは一切できず、補助線や目印をつけることも原則禁止されています。ただし硬筆1級・準1級・2級・準2級・3級の第6問および4級の第5問の掲示文、毛筆1級第6問賞状については鉛筆で割付けの線を書いてから書くことができます。字の下書きはできません。なお、提出の際は割付けの線を消して提出してください。
  • Q
  • 罫線つきの下敷きを使用してもかまいませんか?
  • 硬筆書写技能検定試験では罫線つきの下敷きの使用はできません。無地の下敷きのみ使用できます。 毛筆書写技能検定試験では罫線つきの下敷きが使用できます。なお、使用できるのは一般に市販されているものに限ります。手作りしたものや余った用紙に線を引いて使うようなことはできません。
  • Q
  • 字書(字典)や参考書は持ち込めますか?
  • 試験が始まったら机上に出すことはできません。
  • Q
  • 毛筆の試験では半紙を折ることができますか?
  • 半紙を折ることは差し支えありません。
  • Q
  • 誤字、脱字など間違いをしてしまった場合どうしたらよいのでしょうか?
  • 速書きの問題のみ取り消し線や挿入線によって訂正してかまいません。それ以外の問題について訂正は認められておりませんので間違いのないようお書きください。鉛筆を用いて解答する問題については消しゴムの使用ができます。
  • Q
  • 墨はどのようなものが使えますか?
  • 墨液、固形墨の使用が可能です。しかし、洗濯により落ちるタイプの墨液は使用できません。固形墨に関してはあらかじめ磨ったものを用意してもかまいません。なお、固形墨を磨る時間は試験には設けられておりませんのでご注意ください。
  • Q
  • 当日都合が悪くなり試験が受験できなくなりました。
  • 理由の如何を問わず、当日会場にお越しいただけない場合は欠席として扱われます。受験料の返金や次回への繰り越しは認められません。なお、欠席される場合は協会への連絡は不要です。
  • Q
  • 遅刻してしまった場合、試験は受けられますか?
  • 試験開始時間(硬筆は10時、毛筆は13時)より10分を経過した場合、試験を受けることはできません。ただし、公共交通機関の遅れによる遅刻については考慮されます。遅刻してしまった場合は会場の監督官へ報告してください。協会への連絡は不要です。

講習会について

  • Q
  • 受講する場合の手続きを教えてください。
  • 受付期間内にホームページからお申込みください。
  • Q
  • 講習会ではどのようなことをしますか?
  • 「地区講習会」では検定合格対策の講習会として、実技問題についての解説および実際に書いたものの添削指導を行います。「特別講習会」や「東京夏期大講習会」では検定合格対策の他、書写書道一般の講習や指導者向けの講習など様々な内容を準備して開催しています。
  • Q
  • 東京夏期大講習会は3日間となっていますが、全日程出られない場合でも受講できますか?
  • コースごとにカリキュラムが3日間で組まれているため、3日間ご参加いただくことを推奨していますが1日、2日のお申込みも受け付けています。
  • Q
  • 東京夏期大講習会では日ごとに違うコースを受講することができますか?
  • 必ず1つのコースをお選びいただくことになっています。
  • Q
  • 開催予定の講習会はありますか?
  • 新型コロナウイルス感染症拡大に伴い皆様方の健康と安全を最優先と考え、「地区講習会」および「東京夏期大講習会」は中止させていただいています。なお、現在は感染症防止対策を徹底した上で本協会講義室を会場に「特別講習会」を開催しています。
    (講習会)https://www.nihon-shosha.or.jp/session_list.html

教材について

  • Q
  • 試験で使用する解答用紙の販売はされていますか?
  • 硬筆では練習用紙(各級対応)が販売されております。毛筆では半紙(1級から4級用、5級6級用)、画仙紙がそれぞれ販売されております。硬筆毛筆共に実際の検定試験で用いられる紙質の練習用紙になりますので、より本番に近い練習が可能です。
  • Q
  • 「書写能力診断テスト」とは何ですか?
  • 実際に使用された試験問題を利用し、解答したものをお返しいただくことでその答案に対し書写能力診断書(評価)の発行および添削をするものです。実施期間がありますのでご注意ください。
    (教材ページ)https://www.nihon-shosha.or.jp/products.html

筆記具について

  • Q
  • 毛筆の試験では筆は何号を使えばいいですか?
  • メーカーにより同じ号数でも大きさが異なりますので一概にはお答えできません。制限はないので問題に合わせて書きやすいものを選んでください。当協会より試験に適した筆の販売も行っていますのでご活用ください。
    (販売ページ)https://www.nihon-shosha.or.jp/products/index/54#products_title
  • Q
  • 水性ボールペン、ゲルインクボールペンは使用できますか?
  • ボールペンとされているものであれば制限はありません。ただし、フリクションペン(消せるボールペン)は使用できません。
  • Q
  • インクは何色でもいいですか?
  • ボールペン・つけペン・万年筆であれば黒色および青色(ブルーブラック)のインクが使用できます。油性マーカー(耐水性顔料マーカー)は黒色をお選びください。
  • Q
  • 油性マーカー(耐水性顔料マーカー)はどのようなものを使えばいいですか?
  • ペン先の形状が円すい形で、書いた時の太さが1.5mm~2mm程度のものがちょうどよいとされています。
  • Q
  • 筆ペンは使用できますか?
  • 硬筆書写検定、毛筆書写検定ともに使用できません。
  • Q
  • 硬毛ペン(筆風に書けるサインペン)は使用できますか?
  • 分類上はサインペンとされていますが、硬筆の試験に適した筆記具ではありません。

団体受験について

  • Q
  • 単独会場とはどのようなものですか?
  • 団体ごとに団体責任者の責任のもと個別に設置する会場です。
  • Q
  • 団体登録、単独会場設置の要件はありますか?
  • 団体登録に際しての要件はありません。単独会場設置にあたっては受験者が硬筆・毛筆あわせて10名以上いることが要件になります。なお、同じ人が硬筆と毛筆を両方申込む場合、2名と計算します。
  • Q
  • 団体責任者、試験監督者に資格は必要ですか?
  • 必要な資格はないのでどなたでも行えます。
  • Q
  • 受験申込みはどのようにすればいいですか?
  • 申込み書類をご請求いただき、ご記入の上送付していただく方法とWEB上から登録していただく方法があります。WEB上の登録にはIDとパスワードが必要になりますのでご請求ください。
    (団体資料請求フォーム)https://www.nihon-shosha.or.jp/formgroup.html
  • Q
  • 受験料の納付方法を教えてください。
  • 書類送付の場合は受験料払込依頼書および払込用紙を送付いたします。WEBからのお申し込みの場合は銀行振込・クレジットカード・ペイジー・コンビニによる決済が可能です。
  • Q
  • 試験資材はいつ頃届きますか?
  • 試験の1週間程度前までには各団体住所に送付いたします。受け取り後は内容物をよくご確認ください。
  • Q
  • 受験者登録をしたいのですが団体専用ページに団体コード、パスワードを入力してもログインできません。その場合どうしたらよいですか?
  • まず利用申請(初期登録)をしていただき、その後団体専用ページから受験者登録のお手続きになります。
    (利用申請)https://www.nihon-shosha.or.jp/login.html
    (団体専用ページ)https://www.nihon-shosha.or.jp/org/login
  • Q
  • 登録内容を確認したいのですが名簿は見られますか?
  • 受付期間内であれば団体専用ページよりご確認いただけます。受付期間を過ぎるとご覧いただけなくなります。あらかじめ印刷をするなどのご対応をお願いいたします。
  • Q
  • 申込み完了後申込み内容に不備がありましたが修正できません。その場合はどうしたよいですか?
  • 一度申込み手続きが完了するとWEB上では再度の登録、修正は行えません。協会にご連絡ください。ただし、受験級の変更や追加、準登録の申請は受付期間内のみの対応になります。
  • Q
  • 受験者登録に使用可能な文字について
  • WEBによる受験者登録ではJIS第2水準までの文字のみ使用できます。それ以外の文字を使った場合は正しく登録されません。修正が必要な場合は答案返送時に名簿をご訂正の上お返しください。異体字や人名用漢字のうちコンピューター上で表示できないものについては合否通知送付後の対応になります。
  • Q
  • WEB申込みで受験者登録をしていますがうまくいきません。その場合はどうしたよいですか?
  • 下記についてご確認ください。
    ①入力内容に不備がある場合エラー内容が赤字で表示されます
    ②長時間にわたって同一ページに滞在しているとセキュリティ上自動的にログアウトされ、入力内容が消失する可能性があります。時間がかかる場合や作業を中断する場合などは適時一時保存ボタンを押してください。CSV(エクセル)によるアップロードでの登録もご利用いただけます。
    ③ブラウザの戻るボタンを押すと入力内容が消失する場合があります。
    ④特に締切日直前など、サーバーに負荷がかかることで動作が遅くなる場合があります。その際に進まないからといってボタンを数度にわたり押しますと動作不良を起こし、入力内容が消失する場合があります。自然にページが遷移するまでお待ちください。
  • Q
  • 当日受けられなくなった受験者が出ましたが返金はしてもらえますか?
  • 一定の事由を除き一度受領した受験料についてはご返金しかねます。
    (一定の事由)COVID-19(新型コロナウイルス)、インフルエンザ等。
  • Q
  • WEB申込み用のID・パスワードがわからなくなりました。
  • 協会にご連絡いただければお手続き後再発行いたします。団体資料請求フォームからも受け付けています。
    (団体資料請求フォーム)https://www.nihon-shosha.or.jp/formgroup.html

災害時および感染症の対応について

  • Q
  • インフルエンザ等になってしまった場合はどうしたらよいでしょうか?
  • インフルエンザ等、出席・出勤停止扱いになるような病気に罹ってしまった場合、受験を控えていただきますようお願いいたします。受験料に関してはご返金等の処置を講じさせていただきます。
  • Q
  • 新型コロナウイルス感染症が陽性・あるいは濃厚接触者になってしまった場合はどのようになりますか?
  • 新型コロナウイルスが陽性の場合、および医師の診断を受けていなくても陽性が疑われる場合は、受験を控えていただきますようお願いいたします。 また、新型コロナウイルス感染症等が陽性で受験ができなかった場合は、受験料のご返金等の処置を講じさせていただきます。
  • Q
  • 試験日当日、災害等により受験が困難になった場合はどのようになりますか?
  • 当協会主催の検定試験につきまして、台風・地震等の天災及び公共交通機関の遅延等により、止むを得ず検定実施の中止・遅延を事務局が判断した場合は、本協会ホームページで告知するとともに速やかにご連絡をさせていただきます。尚、やむなく中止となった場合は、受験料のご返金等の処置を講じさせていただきます。

書写検定について

  • Q
  • 書写検定とはどんな検定?
  • 一般財団法人日本書写技能検定協会が実施するもので、硬筆・毛筆書写技能検定はわが国唯一の書写検定として昭和39年に始まりました。「書写」とは文字を正しく整えて書くことで、「整斉」であることを目標としています。この自らの書写能力を客観的に判定し、証明するのが「書写検定」です。上位の級には書における「美」に関する問題も含まれますが、常に硬筆・毛筆書写の技術と知識を審査するものです。この検定試験は文部科学省の後援を受けており、履歴書や調査書に資格として記載できるのもその理由によります。
  • Q
  • 書写検定とは何に役立つの?
  • 書道塾等で取得できる級位や段位は、調査書や履歴書など公的書類の資格欄には書けません。書写検定は文部科学省の後援を得た検定試験の為、公的書類にも明記が可能です。自らの書写能力を高めるだけでなく、特技を資格として生かすことができます。
  • Q
  • 書道塾の級や段と何が違うの?
  • 書道塾の級位や段位は、会派ごとに審査基準が違う為、一言に何級何段だからこのレベルである、というような学習の習熟度を測ることが困難です。書写検定の試験問題は、級によって習熟段階別に作成されており、年齢・学習機関に関係なく同一の審査基準で審査が行われます。
  • Q
  • 文部科学省後援とは何?
  • 学校教育や生涯学習において習得した技術や知識について認めた技能検定に限って文部科学省が後援をしています。よって、年度末に行われる表彰式では文部科学大臣賞が授与されます。
  • Q
  • 「書写」って何?
  • 書写とは小・中学校の国語科で学ぶ、硬筆・毛筆を活用した文字学習のことを指します。書写の目標は文字を正しく整えて書くことにあり、普遍的言語活動の一分野です。また、書写検定ではこの書写に加えて、高等学校芸術科書道の分野の問題も出題されますので、書の伝統と文化を学び、表現する資質・能力を育成することができます。

試験問題の詳細について

  • Q
  • 硬筆1級から4級までの第1問目、「速書き」とは何をするの?
  • 文字を速く、そして美しく書くことを主眼にした問題で、授業中の板書を書き取ったり、電話などでの会話内容をメモすることなどに役立ちます。硬筆1級から4級までの受験者は試験開始後に監督官の号令に従い一斉に行います。問題文の1分間の黙読の後、4分間の速書きを行います。解答はすべての問題文を書ききって提出しなければなりません。終了後は解答用紙の回収を行います。
  • Q
  • 楷書・行書・草書って何ですが?
  • 楷書とは広く一般に使われている書体で、一点一画をくずさずにしかも正確に書く書体です。行書とは楷書を少しくずした書体で、画と画をつなげる、省略をするといった特徴がある書体です。草書は隷書や篆書から発生した書体で、速く書くことを目的としたものです。草書は隷書や篆書を簡略化したものですので常用漢字の字からは大きく異なる字形のものあります、
  • Q
  • 平仮名と片仮名について
  • 書写検定では漢字だけではなく、平仮名と片仮名を用いる問題が出題されます。出題の内容によって楷書や行書などの書体に即した形の書き分けが必要になります。また、硬筆・毛筆1級から2級などで出題される仮名の古典臨書や自由作品では、古典由来の芸術性のある書きぶりが求められます。
  • Q
  • 臨書(古典)とは何ですか?
  • 日本・中国の伝統的な書道作品(古典)を手本にして学習することを臨書といいます。臨書には書きぶりを忠実に模倣する「形臨」、作者の意図を読み取り手本の形にとらわれず書く「意臨」、書きぶりを記憶し手本を見ずに書く「背臨」の三種類があります。書写検定では「形臨」に重きをおいていますので、臨書の出題ではより忠実に形や用筆を表現してください。なお、毛筆1級から準2級では漢字・仮名の古典の臨書が出題されますので、古典についても学習が必要になります
  • Q
  • 行書はどのように書けばいいですか?
  • 行書は楷書を少しくずしたように見える書体です。線と線の連続に繋がりが見られるように流れを付けたり、「木」へんの3画目と4画目を繋げる様に書くなど、点画を省略するという特徴があります。
  • Q
  • 楷書・行書・草書の書き分けの出題に旧字体を常用漢字の形に改めてもいいのですか?
  • 旧字体を新字体(常用漢字)に書き改めても結構です。しかし、草書の場合は草書の形を習得しておく必要があります。
  • Q
  • 平仮名の連綿って何?
  • 連綿とは2字以上の文字が連続して途切れなく書かれていることを指します。書写検定では硬筆1級から準2級の第3問の縦書きの出題で「平仮名は連綿で書いてもよい」と記載されております。平仮名で連綿をする場合、1字目の最終画目から2文字目の1画目を途切れなく繋げるように書くのが自然でよいでしょう。
  • Q
  • 筆順はひと通りだけでしょうか?
  • 硬筆・毛筆2級、準2級の筆順では、行書の筆順が出題されます。行書は楷書とは異なる筆順が存在する場合があります。